■外免切替問題など、外国人を過剰に入れることだけを正とし、取締を軽視する菅義偉の作った方針に配慮したのか対応せず放置し続けた
石破総理の「自分が責任を負わないように立ち回る」という行動指針は、責任を回避することを第一とした菅直人の行動指針と酷似していると言えます。
菅直人が総理の時に政策案を整理して持って来た官僚に対して「俺に判断させるな!」と怒鳴りつけたことは有名です。
選挙での敗因は裏金問題なんてことを言っているのは、岸破派が自分たちに原因があるという事実を認めたくないがための現実逃避でしかありません。
菅義偉、岸田文雄という石破総理の飼い主側の負の遺産によるところと、石破内閣の露骨な媚中姿勢と明らかな能力不足、責任感の無さが主たる原因でしょう。
安倍総理がなんで選挙に強かったかと言えば、経済を優先してなるべく現役世代の仕事が無くならないようにしてきたことが大きいでしょう。
一方で岸田はというと安倍晋三という名宰相への嫉妬なのか、反アベノミクスに舵を切りました。
象徴的なのは岸田文雄が文藝春秋に寄せた小論の中で、「成長なくして分配なし」との経済成長させることで雇用や所得拡大を目指した安倍総理の路線を挙げ、自身の「分配なくして成長なし」もまた事実だと書いています。
景気対策を軽視し、賃上げをさせれば経済が良くなるからそれでいいのだと。
所得主導経済成長戦略は隣の韓国で失敗した政策なのに、不勉強なので理解していないのです。
また安倍晋三は政治主導で官僚ではなく国民優先の政治を行いましたが、岸田は宏池会の伝統である「官僚の利権ファーストの官僚主導政治」に戻してしまいました。
これは自民党の左派に特に多いのですが、官僚のレクを信じて、官僚の言葉を鵜呑みにして、官僚に吹き込まれたことをそのまま喋っているだけで自分を政策通と思い込むのです。
財務官僚主導で「失われた20年」なんて言われる超低成長状態を作り出された事実は無視なんですよね。