アカニシ貝は、アサリがいる平坦な砂地を掘っていると出てくることもあるのですが、専門でねらおうとするならば、杭や石といった「障害物の周りの付け根」が狙い目。

そして、アカニシ貝は乾燥をかなり嫌うようで、干潟よりも大潮の干潮時でも水が引かない位の所で多く見つけることができます。更にシーズン後半は、写真の卵が産みつけられている障害物周辺が好ポイントの目安となるので、初心者でも簡単に見つけることができるでしょう。
日によっては障害物の中ほどにくっついている時もあるのですが、この日は、とった全ての貝が障害物周りの付け根を少し掘った所から出てきました。なので、アカニシ貝を探しつつ、ハマグリやアサリといった二枚貝のゲストにも遭遇。帰宅後のイッパイが実に楽しみな一日となりました。

約1時間半でこれだけの貝がとれました。頑張れば、この2倍の時間はできたのですが、腰の痛みが限界を超えていたため無理せずここで終了。
写真の杭も、実は1/3しか探っていません。来年は、万全な状態で再戦できるよう、近所の整体に通おうと思います。
最終結果
シロギス37匹(15cm前後)、マゴチ2匹(33cm、24cm)、アカニシ貝8個、ハマグリ6個、アサリ2個。

その他、オキシジミやシオフキも採れたのですが、これらはリリース。実は高級食材であるマゴチも青潮祭で獲れたのでした。

晩の食卓は実に豪華なものとなりました!
シロギス・マゴチの天ぷら、アカニシ貝のアヒージョ、シロギスの照り焼き、ハマグリ・アサリの酒蒸し、シロギスの骨せんべい。どれも素晴らしく美味しかったです。
