そこを、退路を断つ形で捕まえてしまおう、という袋小路作戦で数を重ねていきます。初めはなかなか捕まえられなかったものの、すぐにコツを掴み、後半は両手を使って……マシーンと化していました(笑)。
そして水位が護岸の縁より下がるまでの、無我夢中の30分間にて、37匹のシロギス+αを確保!持ち込んだ6Lクーラーはほぼ満タン!

青潮の影響
思わぬ形でお土産十二分という「嬉しい誤算」なのですが……素直に喜ぶことはできません。この原因は間違いなく青潮によるものだからです。どうかこの状況が長続きしませんように。(※貧酸素水塊分布予測システム)
アナジャコの穴は見つからず
持ち込んだクーラーボックスがほぼ満タンとなり、帰宅後は魚の下処理という一仕事もできてしまったことだし、もう帰ろうかな、とも思ったのですが……時計を見ると干潮時刻の2時間前。本来の目的を果たすべく、アナジャコセットを持って干潟へ向かいます。

アナジャコポイントへ向かう途中干潟に打ち込まれている杭を見ると、アカニシ貝の卵が産みつけられていることが確認できる。最悪準備していた代替案は大丈夫そう。そして、ポイントに到着すると、径が大きめ(2.5cm位)の「それらしい巣穴」は見つからず。はい、プランB決定!

アカニシ貝狙い潮干狩り
アサリやハマグリ狙いの潮干狩りは、一般的に3月末から7月末位までがシーズンとされていますが、アカニシ貝についてはちょっと短く、産卵期である5月末から7月末位。
そして必要な道具はバケツや網等の入れ物と軍手。危険生物が潜む障害物周りを手で探って見つけていくため、軍手は必須アイテムです。
