脱線しました。デジタル通貨戦国時代、私が思うのは政府通貨の現金を一定額だけウォレットに移すか、指定の口座ないしクレカを通しての決済が主流なのですが、リスク管理的にはダイレクトに口座引き落としはするべきではないでしょう。一種の「ホット ウォレット」状態を維持するのと同じです。通常はコールドの状態にしてちまちまお金を動かしたり、残高が少なくなると自動的チャージ完了する仕組みが安全な気はします。

アップルウォッチで決済機能を持っている人が時計越しにチャージしているのを見るたびに「イケてるな」と思います。財布なんてもういらない時代はすぐそこに来ているのでしょう。

最後に、こちらでホテルに泊まると枕銭とか、ボーイにチップだったのですが、いまや小銭も札も持たない時代になりました。一部のホテルではキャッシュレスチップなるものがあるようですが、もはや枕銭はおかない、荷物は自分で運ぶ時代なのかもしれません。小銭と縁が切れるとこういうところにしわ寄せがくるとも言えそうですね。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年8月28日の記事より転載させていただきました。