タチウオ釣りはめっちゃ面白い。昨年初めてテンヤに挑戦したが、ゲーム性が非常に高くどっぷりハマってしまった。さらにジギングも中毒性が高い。フォール中のかすかなバイトを捉えて掛けていく非常にセンシティブな釣りで、こちらもドハマり中だ。
●富山県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・原田順司)
富山湾でタチウオジギング釣行
今年も伊勢湾では開幕しているようだが、いまひとつ数が伸び悩んでいる様子。ましてやこの酷暑。昼間の釣りは体にこたえる。
夜タチウオをやっている船といえば静岡県の駿河湾が有名だが、本紙を見ると富山県射水市新湊にタチウオ深夜便を掲げている船があった。名前はシーアース。
港へ到着
釣友を誘うと、気になっていたようで早速手配までしてくれた。中部圏の日本海側でタチウオが狙えるのは、富山湾をおいて他にない。駿河湾と富山湾、どちらも深海を擁する急深な地形が特徴だが、コレは何かの偶然だろうか?
そんなことを考えながら夜の東海北陸道をひた走り、3時間かからずに出船するジョイベースに到着した。タックルを下ろして船に向かうと、ほどなくシーアースの中戸船長が到着。指示に従ってタックルを積み込み、午前1時半に出船した。
釣行開始
普段ならとっくに夢の中の時間帯。さすがに眠いはずだが、ワクワクが勝ってさほど眠気は感じない。コレは帰りの運転がヤバイな……なんて考えていると、ポイントに到着。ミヨシからエレキが下ろされ、丑(うし)三つ時のジギング開始だ。タチウオは神出鬼没で、幽霊魚とも呼ばれる。まさにこの時間にうってつけの釣りではないか。
水深は70m強。事前にジグは100~150gと聞いていたので、125gゼブラグローのブランカをセット。上にワイヤー仕様のダブルフック、下にバーブレスのトレブルをセットして投入。
