米国ではトランプがUSAIDを閉鎖しその巨額援助の大きな柱を失ったようなものでしょう。
また欧州では移民による治安悪化などがどっかのビールの国のように自国民の言論に不自由を強いて押さえ込むなんて事で隠しきれなくなり、社会問題となっていることを認めるしかなくなっています。
このため欧州にこれまでのように経済目的の移民送り込みを続けるというのも怪しくなり始めていると言えます。
そんな中でアフリカ・ホームタウンプロジェクトなんてものをJICAと外務省が発表。
BBCなどがこれに飛びついた形です。
ホームタウン(故郷)プロジェクトと言っているわけで、普通の言語感覚であれば「移民受け入れ拠点」と解釈されても文句が言えません。
ホームタウンなどというのを「Jリーグのチームが拠点にしているスタジアムがある街」程度でしか考えていなかったのかもしれません。
でもJICAも外務省も英語が使える人達のはずなのにわざわざホームタウンなんて不適切な言葉を選んだのは本当に理解に苦むところです。
パートナーシップの単語で良い所をわざわざホームタウンという別の意味合いに取られる言葉を選んでその問題を誰も考えなかったのでしょうか?
それとも上の方の人が独断で決めたので上の方の人の機嫌を損ねないためにそのまま押し切ってしまったのか?
そのあたりの実態はわかりません。
JICAも外務省もこの件について問い合わせても答えてくれませんでしたから。
JICAと外務省の発表直後に相手国政府などから誤った内容が発信されたことはつまりはJICAと外務省がそれぞれの国の担当者たちにきちんとした説明と共有とその確認が行われていなかったということでしょう。
まともな実績と呼べる物がない石破内閣がTICAD9に合わせて何か大きくドヤれる成果を出そうと非常に稚拙な形で話を進めてしまったのかもしれません。
今回の事件はJICAと外務省の大チョンボとなったことは間違いありません。