人類史を覆す“失われた図書館”か ― 月面着陸の英雄アームストロングも探した、謎の古代洞窟「クエバ・デ・ロス・タヨス」の画像1
(画像=画像は「The Ancient Code」より)

 南米エクアドルのジャングルの奥深くに、人類の歴史を根底から覆すかもしれない、巨大な謎が眠っているという。その名は「クエバ・デ・ロス・タヨス(タヨスの洞窟)」。レーザーで切断されたかのような壁、25万年の歴史を刻むという「金属の図書館」の伝説、そして、あの月面着陸の英雄ニール・アームストロングまでもが参加したという大探検。この洞窟に隠された秘密は、我々が知る古代文明の物語を、全く新しいものに書き換える可能性を秘めているのだろうか。

これは自然の洞窟ではない? 人工的に造られた巨大地下空間

「タヨスの洞窟」が世界に衝撃を与えた理由の一つは、その構造の異様さだ。洞窟内部の壁や天井は、まるで巨大な機械で切断・研磨されたかのような、滑らかで巨大な石のブロックで構成されている。壁と天井は完璧な直角をなし、自然の侵食作用だけでこのような空間が形成されるとは到底考えにくい。

 建築家であり歴史家のメルビン・ホヨス氏は、「タヨスの洞窟は洞窟ではない。人の手による作品だ」と断言する。彼は、この構造が氷河期以前に存在した、高度に発達した超古代文明の痕跡である可能性を示唆している。

人類史を覆す“失われた図書館”か ― 月面着陸の英雄アームストロングも探した、謎の古代洞窟「クエバ・デ・ロス・タヨス」の画像2
(画像=全長約200mの回廊。直線的な壁面や岩の幾何学模様が見られる ByMezzoforteF–Own work,CC BY-SA 3.0,Link)