ただ、それは高齢者を支持基盤とする左派にとっては口が裂けても言えない事実なので、彼らは懸命に「悪いのは政府と大企業です!」と矛先をそらそうと躍起になっています。
ちなみに共産党の掲げる「法人税引き上げ、輸出還付金廃止、高齢者の医療費自己負担引き下げ」といった政策は、すべてサラリーマンの賃金低下につながる政策ですね。
共産党≠労働者政党 共産党=シルバー政党
というのが(自民が勝とうが負けようが)選挙のたびに彼ら共産党が議席を減らす理由です。高齢者はどんどん三途の川を渡ってますから。
ちなみに、れいわは以前は「インフレになるまで政府はいくらでも借金できる」という新路線で既存左派との違いをアピールしていましたが、本当にインフレになってからは共産党と同じ「大企業、富裕層増税路線」に転向し、シルバー(+無職)路線に舵を切ってますね。
とにかくそういう状況で(特に選挙前の微妙な時期に)「現役の手取りを増やす=社会保障の削減なので大反対よ!」なんて叫ばれたら、もう彼ら左派の日ごろの苦労が水の泡なわけですよ。
「センセイ、そこは嘘でもいいから「手取りを増やすの賛成。若者と高齢者は連帯しよう」くらい言ってくださいよ。我々も消費税減税や基礎控除の引き上げでお茶を濁そうと頑張ってあげてるんですから」と思ってるはず(苦笑)
でも、センセーは決して黙りはしません。なぜか。
それは、現役世代の神経を逆なですることこそが、本人の目的だからです。
筆者の経験上、こういう場面で憎悪をむき出しにして敵を作ってしまう人というのは、えてしてその感情そのものが自身のモチベーションのコアであるものなんです。
氏の中にあるモチベーションは、けして男女平等な社会を作ることでも個の自立が保証された制度を作ることでもなく、結婚して子育てしているだけの普通の世帯への憎悪であり、それに対し勝利宣言することこそが目的だというのが筆者の見方ですね。