撮影=Sirabee編集部

太陽光をどう防ぐかは、現代日本で重要な熱中症対策です。

Sirabee記者はネットで話題の「背負う日傘」を装備し、灼熱の「コミックマーケット」(16〜17日、東京ビッグサイトで開催)屋外でその性能を試しました。

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■「ハンズフリー背負える日傘」をコミケで試す!

ハンズフリー背負える日傘

(画像=『Sirabee』より引用)

撮影=Sirabee編集部

秋葉原の家電メーカー・サンコーが販売する「ハンズフリー背負える日傘」を知ったのは今年7月に開催された暑さ対策グッズの展示会「猛暑対策展」でのこと。

リュックサックのように背負うタイプの“近未来型”日傘で、両手が自由に使えることが最大のメリット。UVカット率は99.9%、重さも約980gと軽いこと、背中がメッシュで蒸れにくいことも長所です。

これ、実際どこで使うんだ…と思うかもしれませんが、メインは庭や畑など屋外での作業時。同様に、屋外での写真撮影時にもオススメとサンコーのサイトには書かれています。

写真撮影時…!?  だったら屋外にコスプレイヤーが多く集まる「コミックマーケット106」(以下コミケ)に行くしかない、と記者はカメラと背負える日傘を持って会場に向かいました!

■「屋外待機列」…めちゃくちゃ使える!

ハンズフリー背負える日傘

(画像=『Sirabee』より引用)

撮影=Sirabee編集部

コミケは日本最大級の同人誌即売イベントで、2日間に約25〜30万人ものファンが来場することでも知られています。

地面においた温度計

(画像=『Sirabee』より引用)

地表の温度は47.8度を表示

コミケ参加者は、炎天下の歩道に数時間待機した後に入場し、入場後は約6時間に渡って屋内、屋外のスペースを歩き回ります。コスプレカメラマンだったら、入場後はほぼ直射日光が降り注ぐ酷暑の屋外が主戦場です。

まず国際展示場の駅に着いたら本商品を装着。リュックのように左右の腕を通し、4箇所のハーネスをパチパチッと留めたら固定完了です。装着時間はわずか30秒。背負ってみると重さはほぼ感じないレベルで、太陽光を遮断できるので風の涼しさを感じます。直射日光を遮るだけでかなりの防暑効果を体感できました。

ハンズフリー背負える日傘

(画像=『Sirabee』より引用)

装着するとこんな感じに見える

一方、視界は上部1/5くらいが塞がれており、通常の日傘よりは上部と左右が見えづらい感覚があります。ただ普通に歩ける上、開けた屋外では他の人とぶつかることは一切ありませんでした。じっと同じ場所で座り込む屋外待機列ではめちゃくちゃ使えるアイテムです。