日本の漁業は今、かつてない危機に直面しています。1984年に1282万トンあった漁獲量は、2024年には363万トンと3分の1以下にまで落ち込みました。専門家はこのままでは2050年頃には漁が成り立たなくなる可能性すらあると警鐘を鳴らします。
水産庁は漁獲高の減少を温暖化や中国の密猟のせいにしているが、零細漁師による乱獲こそ本当の原因。だが、漁協と政治家、役人が結託しているせいで、適正な漁獲規制を出来ないでいる。このままでは将来の日本人は日本の海産物を食べられなくなるかも知れない。 Sg3CY2BOqk
— 自由人希望者 (@hopefor_freedom) August 17, 2025
参照:25年後、日本に魚がいなくなる?国内漁業の危機的状況に専門家が警鐘「資源管理ができてない」「補助金で休んでもらった方が漁業は復活する」40年間で漁獲量は1/3に激減 ABEMA Prime
世界では養殖や厳格な資源管理で漁業を持続させていますが、日本は乱獲や養殖の停滞で大きく出遅れています。北欧や北米では、資源を守るために漁獲量を厳しく制限していますが、日本の規制は枠が高すぎて実質的に機能していません。その結果、小魚まで大量に獲られ、資源が枯渇してしまいました。
“何でも温暖化のせい”にしないでください。漁獲量減少の大きな要因は「取り過ぎ」です。漁業に大量の公金を投入し、乱獲を「持続可能」にしてきました。温暖化のみに責任転嫁すれば、漁業の衰退は加速します。ノルウェー等を参考に過剰な漁獲枠を縮小し、適切な資源管理で漁業を再生すべきです。 RysgQ6rnuf
— 幸福実現党政務調査会 (@hr_party_prc) August 6, 2025
参照:日本の海水温上昇幅は世界の2倍 逃げるサンマやイカ、漁獲10分の1 日経新聞
上述の専門家は、資源を回復させるには漁獲を一時的に減らし、船の数を減らしたり、漁業者の転職を支援するなどして産業規模を見直す必要があると指摘しています。

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