「僕の親世代の『戦争を知らないくせに』という言葉に『ああ、知らないよ。どこが悪いんだ』という考えが根底にあった。後に深層心理学者としてその『知らない』を知りにいった。それは頭の中で体験してかみしめるということでもある」

「一方で、深層心理学は大きな発見をした。夢で殺し合いに参加していて、夢か本当かわからない時がある。現実の戦争を体験していなくたって、夢で経験しているじゃないか。そういうことを考えるなら、『戦争を知らない』ということはありえない。そしてここに(今と過去の戦争を)重ねなければならない。傷ついている人間がいる。そのとき逃げ出すのではなく、耳を貸す」

■本日の市ヶ谷噂■ 3隻に4組のクルーを捻出すること極限まで乗員数を削った「もがみ」級フリゲイトだが、4組のクルーをそろえられず事実上「失敗作」となった20隻の調達予定は12隻で終了、「もがみ」級が採用された。

その「もがみ」級だが省力化というわりに、建造費を安くあげるためにヘリ格納庫の扉の開閉は人力。財務省はそのくらい要求したら認めたのに、と。こういうガンバリズムが「もがみ」級ではまかり通っている、との噂。

Japan In Depthに寄稿しました。

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