(Photo:二宮新一)

まだまだ続く夏の暑さ。食欲が落ちやすいこの時期は、ひんやりとした常備菜が重宝します。

人気日本料理店「賛否両論」店主の笠原将弘さんが、2023年7月8日公開のYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で紹介した「なすの田舎煮」は、そんな夏にこそ作りたい一品。これまで笠原さんのレシピレビュー記事を数多く手掛けてきた筆者が、自信をもっておすすめします。

■「なすの田舎煮」の材料

なすの田舎煮
(画像=『Sirabee』より引用)

材料は以下の通りです。

・なす:5本 ・みょうが:1個 ・桜えび:5g ・サラダ油:大さじ1

・だし:300ml ・醤油:大さじ2 ・みりん:大さじ2 ・砂糖:大さじ1

動画では、なすの色を鮮やかに仕上げるための「鉄玉子」も使用されていました。黒豆の煮物にも使われる調理器具で、ホームセンターやAmazonなどで購入できます。記事では手元になかったため使用せずに作りました。

■なすはヘタまで活用

なすの田舎煮
(画像=『Sirabee』より引用)

なすはヘタを切り落とし、味を染み込ませるために回しながら縦に細かく切れ目を入れます。包丁が苦手な方は、数カ所の切れ目でも問題ありません。

ヘタは後で煮るため捨てずに取っておきます。

なすの田舎煮
(画像=『Sirabee』より引用)

フライパンにサラダ油を入れ、中火でなすとヘタを炒めます。油を全体に絡め、切れ目が少し開いて色が紫がかってきたらOKです。本格的に仕上げたい場合は素揚げにするとよいとのこと。油はねが気になる場合は火加減に気をつけましょう。