「フォーミュラドリフトジャパン」のセカンドリーグである「FDJ2」において、2025年シーズンより「MID WHEELS」がワンメイクホイールサプライヤーを担うことになりました。これにより、FDJ2に参戦するすべての車両はMIDのホイールを装着して競技に臨むことになります。FDJ2のレギュレーションホイールに指定される銘柄は「MID RACING」ブランドの「R06」「R07」「R25」「R26」「TR50」5種の17インチと18インチサイズです。これらはいずれもリムを加圧成形したフローフォーミング鋳造1ピースホイールであり、十分な剛性を備えながら、5通りの個性を備えています。もちろん以上の5銘柄は競技用ホイールではなく、誰もが購入して公道走行にも使用できるストリートスポーツホイールです。2025年シーズンのフォーミュラドリフトマシンの足元を支えるMID RACINGのFDJ2レギュレーションホイール5銘柄をまとめて紹介します。

2025年2月8日に登場したばかりの「R06」は、6本スポークにディープリムを組み合わせたシンプルなスタイル。どのようなスタイルにも合わせやすいスポーツホイールの王道とも言えるデザインが特徴です。
王道ホイールゆえに他との差別化が難しい点も6本スポークの特徴です。
「R06」はリムから直接スポークを伸ばすのではなく、ねじれ剛性を高めたコの字型のリムフランジから急角度でスポークを立ち上げ、それから緩やかにコンケイブしてセンターハブへつなぐことで、シンプルなデザインながら抑揚あふれる立体的な造形を実現しています。

センターハブの開口部は曲面テーパーで仕上げることで応力の集中を防ぐとともに躍動感を付与。スポークの股部にはリブを設けて強度アップを図るとともにデザインアクセントとしています。
ホイールカラーは奥行き感あるクリア層が特徴となる「クリスタルブラック」を選定。数パターンのスポークステッカーも付属しており、好みに応じて装飾を施すことも可能です。
