昨年は53cm超の大型ラッシュで沸いた千葉県君津市の片倉ダム。今年も本湖筋で50cm超がポロポロと出始め、いよいよ大型シーズン到来の気配だ。数はまだ少ないが、常連は連日通い、好機を待ち構えている。釣り下手の記者も大型に夢を膨らませ、夜も眠れぬ日々が続く。
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(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)
片倉ダムの概況
6月末現在、水位はほぼ満水。水色は本湖筋がささ濁りで、上流は濁りが取れ気味。
5月中は小坪井沢などの上流域が人気で、時折型物も出ていた。しかし6月に入ると釣れても型が小さくなり、いよいよ本湖筋で50cmオーバーが出始めた。しかし出たとは言え、まだまだ枚数的には貧弱。仮に7~8人が出舟したとして釣れるのは1~2人でしかも1~2枚がやっと! その中に50cm超が交じっていたという感じ。

ただこれまで本湖筋では型物を含めほとんど釣れていなかったので、いよいよ真夏の本格シーズン突入間近となった。
片倉ダムが本気を出すのは例年7~9月の夏真っ盛り。熱中症警戒アラートが発出されている最中で日に数枚の50cm超が出たりする。しかも昨年は53cm超が連発した週もあったりと驚きの釣果が出た。
今年はどうか。うわさでは今年も暑い夏がやってくるとの予報なので、片倉フィーバーが始まるのは時間の問題かもしれない!
ポイント
以下は記者が知りうる範囲での50cm超実績ポイント。

宮ノ下エリアの実績ポイント
・宮ノ下対岸
ヅウタ橋下流左岸のいわゆる岩盤エリア。レンタルボート笹川から向かうと片倉橋をくぐって正面に見える小高い山の下にあたる。同山を正面に見て右端のワンド入口角の出っ張りがこのエリアの1級。
・ダムサイト
進入禁止ブイの両サイドがいいが風向き次第でブイが押し寄せてくる。ブイを正面に見て左側は3人がリミットで、右は宮ノ下公園まで複数人が入釣可能。ただし右側は水中立ち木があり掛かりに要注意。