参院選では参政党というインディーズ政党の躍進が話題となりましたが、選挙後も同党はいろいろと話題を提供していくれていますね。

たとえばこんなのとか。

【参考リンク】参政党・さや氏「出馬」手柄を取り合い 三橋貴明氏と池戸万作氏が場外戦!

いい年のオッサンがなにやってんだと思った人も多いはず。

そもそも「参政党のブレーン」って手柄として争うようなものなんですかね(苦笑)

でも、彼らバラマキ派には内ゲバせざるを得ない切実な事情があるんです。

いい年こいたオッサン同士が手柄(?)を奪い合わねばならない理由とはなにか。そもそも、ああいうトンデモ論ってどういう人たちが必要としているのか。

いい機会なのでまとめておきましょう。普段と違い、今回はキャリアのダークサイドがテーマです。

成功ゴールのないバラマキ界隈では内ゲバは必然である

なぜ彼らは内ゲバに走るのか。それはバラマキ派には、そもそも成功というゴールが存在しないからです。

たとえば「みんなでFIREしよう」というFIRE村の場合。そういう人たちが集まって、実際に成功する人たちが出現することで、村をより豊かで強固な街に盛り上げてくれます。

「キャリアアップしよう」というキャリア村も、「タワマン投資しよう」というタワマン村も同じです。ゴールできた成功者がどんどん増えることで界隈はより強く魅力的になり、さらなる参加者が集まってくるという正の循環が機能しています。

ところが、バラマキ派にはそれがただの一人も存在しません。当たり前ですが今の日本の惨状を見ても明らかなように、バラマキで豊かになることなどありえないからです。