集合は3時半で出船は4時半。東京湾のシロギス船ではありえない時間です(笑)。この日の隆生丸はヒラメ船とシロギス船の2隻で、2隻のうち外側に係留されていたシロギス船は、予定時刻よりちょっと早い4時20分に出船となりました。

飯岡沖の船シロギス釣りでトップ92匹【千葉・隆生丸】朝方は食い渋りに苦戦LEDの明かりが眩しい!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

片舷8人の計16人。大きい船なので割とゆったり。外房にしては穏やかな海をゆっくり進みます。そして15分程走った所でスローダウン。白んでいた空がオレンジ色にかわってきた5時前に第1投となりました。

朝イチは低調か

水深は10m。船中ちょい投げが目立ちます。かたや筆者の隣りに座る同行者は、竿をキーパーにセットしたまま仕掛けを下ろし、「目標20匹」を宣言し、深場船の如く完全置き竿。そしてミヨシに釣り座を構えた筆者は、進行方向一番前ということで仕掛けを真下に下ろし、誘いとステイを丁寧に繰り返していきます。

しかし朝方はなかなかアタらず。後ろの方ではポツポツ本命が上がっているようですが、全体的に低調のよう。

エササイズ変更でアタリ連発

一生懸命誘い、たま~にアタるもなかなかペースは上がらず。このままではエサのジャリメがたくさん余ってしまうと思い、タラシ1~2cmでやっていたものを4~5cmに変更。すると、ここから極端にアタリが多く出るようになりました。

飯岡沖の船シロギス釣りでトップ92匹【千葉・隆生丸】朝方は食い渋りに苦戦明るくなってようやく1匹目が釣れた(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

チャリコ(タイの子供)によるエサ取りも同時に増え、エサの消費は早くなってしまいましたが、なりふりかまってなどいられません。

飯岡沖の船シロギス釣りでトップ92匹【千葉・隆生丸】朝方は食い渋りに苦戦アジが釣れるときは船中バタバタと釣れる(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

終盤は高活性!

船長は丁寧にポイントを入れかえ、気づくと船は飯岡港のすぐ近くまで来ていました。そして魚たちの活性も徐々に上がってきたようで、残り1時間を切る頃には、針を飲み込まれるケースも増えだします。

飯岡沖の船シロギス釣りでトップ92匹【千葉・隆生丸】朝方は食い渋りに苦戦この日はチャリコが多く混じった(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)