クルマやバイクの旧車オーナーにとって、エンジンオイル・オイル添加剤選びは非常に難しい問題である。 現代のクルマ用に開発されたオイルが旧車に合わないケースがあるからだ。そうなるとエンジンパフォーマンスを発揮できない/オイル漏れを誘発するなどの不安要素がつきまとう。
そんななか、旧車オーナーたちに注目されている製品が、株式会社パパコーポレーションが製造・販売する「スーパーゾイル」だ。注目される理由はエンジン保護性能の高さにある。また、製造側が旧車オーナーやクルマ好きな人たちの気持ちをよく理解しているということも魅力の一つだ。
旧車オーナーから選ばれる「信頼性」
スーパーゾイルは、大の車好きだった創業者である佐藤博之氏が開発したオイル添加剤だ。 国内外の多くの添加剤を試しながらあらゆる欠点を見出し、自らの理想を形にするために、環境とエンジンにやさしい添加剤を開発した…という背景がある。
そんな車を愛する企業の努力の結晶ともいえるスーパーゾイルは、「信頼できる人がつくる製品」として、多くのオーナーから支持を集めている。
エンジンの金属表面を再生する添加剤

スーパーゾイルの代表的な製品といえばオイル添加剤。その特性をカンタンに解説すると「金属表面をミクロン単位で再生して強靭にする」というモノだ。

注目すべきは、よくある金属をコーティングする添加剤ではないこと。
熱と摩擦で化学反応を起こし、金属表面をなめらかな状態に「再生」することにある。
オイルを交換しても再生効果が残るため、持続性に優れる点も特長だ。


旧車エンジンの特性に合わせて開発されたエンジンオイル

また、オイル添加剤のみでなくスーパーゾイルがベストなバランスで配合されているエンジンオイル(4ストローク用)も全3種類ラインナップされている。
その中で、旧車への使用を推奨しているオイルが、ブルーラベルの「セミシンセティックゾイル 10W-40(半合成油)」。油膜が安定しており、金属表面を再生しつつも浸透性が強すぎない半合成油の特性を最大限に活かした製品だ。
スーパーゾイル成分の配合によってすぐれた油膜形成と同時に金属表面再生を行うことはもちろん、100%化学合成油のように油膜が薄すぎないため、エンジンパーツ同士のクリアランスが広い旧車エンジンに適している。
また、旧車エンジンはガスケットやOリングが経年劣化しているケースが多い。半合成オイルは浸透性が強すぎないため、オイル漏れやオイル滲みを起しにくい利点もある。