餌付けには、周囲の方々の倍ほどの時間がかかってしまう私にとって、3本鉤仕掛けは手ごわい存在です。今回は2本鉤仕掛けで挑戦しております。

大物ゲット

4流し目、中オモリを弛ませて持ち上げた瞬間、「ガツン」と手ごたえがありました。力強い引きに、ドラグを緩めてやり取りを開始。船長から「竿を立てて!」との声を頂き、F氏がタモ入れをしてくださったおかげで、見事に大きなカワハギを取り込むことができました。

「尺カワハギをゲット!」40年ぶりの船カワハギ釣りで良型5尾手中に満足【みのすけ丸】大物のカワハギを手中(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

計測すると、手のひら一つ半ほどのサイズ。欲のない私は「このサイズが沢山釣れているのだろう」と思いながら、すぐにエラを絞めてバケツへ入れました。少ししてF氏にも良型が来たため、今度はこちらがタモ入れをお手伝い。「頑張りましょう」との声掛けを頂き、無心でアタリを探ります。

その後、船上ではポツポツと歓声が上がり、アットホームな雰囲気の中で釣りが盛り上がっていきました。幹事のH氏は、釣り座の配分や写真撮影などに忙しく、なかなか釣りに集中できない様子。ご尽力に感謝申し上げます。

昼過ぎに堤防沖へ移動

その後も船は何度かポイントを巡りましたが、昼を迎える頃にはアタリが止まりました。堤防沖へ船が回ると、野比海岸の景色が見えてきました。

小さなアタリに竿を待たせ、合わせるとイトハゼの一荷。苦笑いしながらリリースします。

「尺カワハギをゲット!」40年ぶりの船カワハギ釣りで良型5尾手中に満足【みのすけ丸】外道テテカミ(イトヒキハゼ)の一荷(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

潮が流れ出し、午後の風が吹き始めるとアタリも遠のき、最後にカサゴとキュウセンを追加したところで、沖上がりとなりました。

「尺カワハギをゲット!」40年ぶりの船カワハギ釣りで良型5尾手中に満足【みのすけ丸】キャッチしたカサゴ(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)

カワハギは尺

船宿に戻ってカワハギを計測していただくと、ちょうど尺(30cm)。ラッキーな「尺ハギシール」を頂き、集合写真を撮って締めくくりとなりました。