・竿:カワハギ和竿 六尺 二本継(鉛負荷20〜30号/鯨穂先)
・リール:ダイワ PR100HL
・ライン:ゴーセン ROOTS PEX4 1号 100m
・先糸:シーガーエース4号(1m)
・集魚板:鮑W
・中オモリ:3号 赤
・仕掛け:がまかつ HD113 堤防手返しカワハギ4号 他
・餌:アサリむき身
釣り開始
船長の合図で、仕掛けを投入します。待ちに待った時間の到来です。東京湾独特の水色を感じながら、25号のキラキラシンカーが着底するのを待ち、リールを止めて海底を探りました。記憶を辿り、当時のタタキ釣りを試してみます。水深は20mほどでしょうか。

アタリは外道のベラ
小気味良いアタリの正体は、20cmのホシササノハベラでした。下バリに掛かっていたためリリースし、「次こそカワハギを」と願いを込めて再投入します。
すぐにブザーが鳴り、ポイント移動となりました。この合図は昔のままです。
初カワハギは20cm
朝凪の中、舳先はアシカ島へ向かい、5分ほどで停船しました。こまめにポイントを変えてくださる船長の心遣いが伝わります。白と黒のアシカ島の灯台は昔のままでしょうか。
餌を付けて投入した直後、細かく誘いをかけてイトフケを取ると、わずかなアタリ。軽く合わせると、20cmほどのカワハギが釣れました。ボウズは免れたようです。バケツの海水でエラを切った魚は、数分後にクーラーボックスへと収まりました。隣のF氏にも同型のカワハギがヒット。「ここには居るね」との声掛けに、気合が入ります。

餌付けに苦戦
カワハギ釣りの餌付けは、私が手慣れているイワナ釣りとは少々勝手が違います。アサリの水管に針を通し、内臓でベロ抜きを行うという、餌取り名人との知恵比べが基本となります。