朝日の論調には変化があり、「党の顔を変えただけで、国民の指示は戻るほど甘くない」と、「石破降し」について注文をつけています。「朝日の世論調査では、『自民党全体に問題がある』が81%、『首相個人に問題がある』が10%になった。首相に対する不信任というだけでは、党の再生はおぼつかない」(30日)と。
毎日は「あきれるのは、自民党の派閥裏金事件に関与した議員を含め、解散した旧派閥勢力が『石破降し』に動いていることだ。選挙連敗の責任を首相だけに押し付ける振る舞いは見苦しい」と、主張しました。これも同感です。「石破降し」の実態をもっと知りたいところです。
編集部より:このブログは「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2025年8月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、中村氏のブログをご覧ください。