伊東市の田久保真紀市長の「辞める、辞めない」発言は何処で着地するのかわかりませんが、田久保氏支持派は図書館とメガソーラー建築反対派であるからでしょう。彼女の経歴を見る限り一種の運動家のようにも見えます。その図書館ですが、確かに伊東市に42億円もかけた図書館が必要かと言えばNOなのです。図書館の本質は「側より中身」です。私も東京の家の近くにある区立図書館にたまに行くのですが、本が古い、ぼろい、読みたいものがないのパーフェストセッティング。カナダの図書館の方が日本の本が充実しています。理由は本を刷新しており、サーキュレーションの低いものを書架から降ろし、古い書籍は廃棄しているのです。納書している私がいうのですから間違いないです。図書館は面白い本をどれだけ入れるか、それがキーなのです。

それでは今週のつぶやきをお送りします。

株というのは実にひねくれものである

♬株式市場はsummer breeze♬と軽快なトーンで書きたいところですが、頭を抱えている方もいらっしゃるでしょう。私もその一人。ソフトバンクGが9割所有するArmを少々持っているのですが、決算を受けて12%超の大幅下落。決算は想定の範囲でしたが、先行投資が膨らんでいることで見かけ上の決算が悪くなりました。普段なら飲み込める内容です。このところ話題だったミーム株、オープンドア、クリスピークリーム、ゴープロといった普段は目もくれない銘柄が短期間で何倍にも買われていましたが、あっという間に爆売りされています。

日本ではもっと難しい状況が生じています。半導体関連は気をつけろと2週間前に述べましたが、東京エレクトロンがS安を付けるなどあり得ない下げ展開となっています。市場の解釈も半信半疑で辻褄合わせの理由が並びます。もう一つ、好決算だった日立の8%超安もひねくれています。直近に史上最高値をつけていたので投資家心理は「もう腹いっぱい」という売りがかさんでいるものと思われます。確かに私は小刻みに利確をした方が良い状況と申し上げておりましたので今改めてそれが正解だったということになります。