現代の少子化については、様々な議論が交わされていますが、こうした歴史上の少子化に目を向けると、男女比の偏りと、庶民の経済状況がやはり大きな要因であることがうかがえます。そしてこのような状況は江戸幕府のような世界的に安定した政権であっても、介入によって上手く解決はできなかったようです。

このようなことを鑑みると、先進国の人口増加の停滞を解決するには、技術革新による産業構造の変化を待たないといけないかもしれません。

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参考文献

立法と調査 260号(平成18年10月6日):参議院 (sangiin.go.jp)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/20061006.html

ライター

華盛頓: 華盛頓(はなもりとみ)です。大学では経済史や経済地理学、政治経済学などについて学んできました。本サイトでは歴史系を中心に執筆していきます。趣味は旅行全般で、神社仏閣から景勝地、博物館などを中心に観光するのが好きです。

編集者

ナゾロジー 編集部