西伊豆の田子地区は、地方から沖磯と大小様々な磯がある。特に、沖磯には女島、雄島という名称の磯群があり、潮通しも良く、多種多彩な魚が生息し、いろいろな釣り方で釣りを楽しむことができる。
そういった磯群の中でも更に超一級となるカツオ島は別格の沖磯。田子地区の一番沖に位置することから、潮流、水深、複雑に点在する根などが魚たちの格好の棲みかであり、回遊磯となっている。
過去に日本記録となる82cmイシダイが釣り上げられ、一躍その名を全国の石鯛師たちに轟かせたことでも有名である。

エサとタックル
いつものように渡礁後は、潮流の速さと向きを確認し、釣り座となる場所を選んだ。その後に、コマセ作り。用意したのはオキアミ6kgに対して、ニューグレパワーV11一袋、グレパワーV9二袋。
サシエサはくわせオキアミスーパーハードM、グレ丸、特鮮むきエビ。コマセは表層から中層を狙い易いブレンドパターン。サシエサは多少のエサ取りならばローテーションしながら使うことで数釣りが可能になることから用意した。
タックル
組んだ仕掛けは、竿がま磯インテッサGV1.25号5.0m。リール2500番のフロントドラッグ機能付きレバーブレーキタイプ。ミチイト、新製品「銀鱗SSトーナメンターMK1」1.75号。

ハリス、トヨフロンハイパーガイアXX2号10mをミチイトと直結し、ハリスの中にウキ仕掛けを組んだ。

ハリはA1一刀グレ7号。50cm級尾長グレを念頭に置いた男前タックルで挑んだ。

エサ取りの小サバに苦戦
渡礁前に見た渡船の水温計は水温26.4℃。昨日までの南伊豆入間や西伊豆雲見は24℃台であったので、田子の海は更に海水温は高い状況。魚の活性を見るコマセを撒いて見た。