それを今後も乱獲を放置する事を正当化するために「十分な資源量が確保されており、絶滅の恐れはない」などという水産庁の見解は異常です。
水産庁からも当然のように広域、全国レベルの漁業組合にはしっかり天下りしています。
当然、そうした組合は自分達が取りまくれる量よりも漁獲枠を大きく設定してもらいたいと考えるでしょう。
また後輩官僚が先輩達が作った天下り枠を減らそうものなら先輩達のネットワークによって自分がいじめられ、自分だけ天下りという美味しい思いができなくされる、肩叩きされて早期退官させられる。
そう焦る人も出るでしょう。
こうした事情もあってか、過去にクロマグロの資源保護の国際会議の場で水産庁が「資源量は増えているから問題無い」と主張して批判されています。
今回の小泉大臣の発言がどうしてそうなったのか?
日本の漁業資源減少が問題になっているのに
「そんなことより先輩キャリアに媚びておく方が大切」
そんな日本の霞ヶ関の天下り文化が背景にあるのではないか?
そういう点での指摘をする社が一社くらい有っても良いのではないかと思いますが、日本のマスゴミの誇る記者クラブ制度は
「対象の省庁と癒着する事で記事を貰う」
これを主眼としている枠組みであるため、不都合な情報を国民に知られないようにしていると言えます。
今回の小泉大臣のニホンウナギに対する
「十分な資源量が確保されており、絶滅の恐れはない」
ほとんどの人が聞いた瞬間に耳を疑うこの発言がなぜ出てくるのか?
この重要な部分が指摘されない、国民に知られないようにされている事は大きな問題でしょう。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年6月29日のエントリーより転載させていただきました。