いづれにせよ、今、イスラエルとパレスチナやガザをめぐる歴史的構造壁にひびが入り、崩れる可能性が出てきており、歴史が動く公算があります。世界の人々はガザの悲惨な飢餓状態を画像を通じてみてしまったのです。ベトナム戦争の際、「ナパーム弾の少女」の写真がピューリッツァー賞を取ったことを覚えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。あの時のあの写真も衝撃でしたが、今は様々な画像を通じて「ガザの今」を報じています。隠すことも騙すこともできないこの事実を人々がどう受け止めるのか、審判はすべての人の心の中にあるとも言えます。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年7月31日の記事より転載させていただきました。