東京湾をはじめ、各沖で盛り上がりを見せる夏の風物詩・エギタコ。とくに今年はどのエリアも湧きがよく、東京湾では連日トップが規定数に到達している好乗りが続いています。今回は、仕掛けにひと工夫。アピール度を高めるため、マルキユーの『パワークラブ(L)』や、新たに追加になった『同(BIG)』をエギに装着。マダコとの真剣勝負に挑んできました。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・石坂衣里)

「1kg級良型マダコが乱舞!」パワークラブ装着のエギタコ釣りで良型4尾手中【神奈川】

鴨下丸でエギダコ釣り

向かったのは、金沢八景(漁港内)の鴨下丸。7月1日(火)、平日にもかかわらず、船は満船。

エギタコファンがずらりと並び、みなさん、思い思いのエギや集寄アピールアイテムを用意しています。その光景を眺めているだけでもワクワクしますね。

「1kg級良型マダコが乱舞!」パワークラブ装着のエギタコ釣りで良型4尾手中【神奈川】鴨下丸船着場周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版・石坂衣里)

エギのカラーや形状は十人十色。なかにはブタバラ肉を巻きつけている人もチラホラ見えます。私は、この日の主役でもある『パワークラブ(L)・(BIG)』をチョイス。リアル系のカニ型ワームで、軟らかく、プルプルとした脚の動きがとてもナチュラル、しかも可愛い。これをエギにしっかりと縛り付けて、いざ実釣開始です。

「1kg級良型マダコが乱舞!」パワークラブ装着のエギタコ釣りで良型4尾手中【神奈川】マダコエギタックル(提供:週刊つりニュース関東版・石坂衣里)

早々に良型1kg超マダコゲット

出船してすぐ、八景島シーパラダイスが目の前のポイントで1投目。海底は砂地で、根掛かりの心配は少なく、少し投げて海底をコツコツと叩いていきます。小突きは10回ほど、少しエギを浮かせて重さを確認。この一連の動作を3回ほど繰り返していたときでした。

ヌーンと竿先に伝わる重み。「これは来たな」と確信。すかさず大きくアワセを入れると、グーンという重量感が手元と竿先に伝わってきます。明らかにタコの感触。慎重に巻き上げてくると、水面に見えてきたのは大きなマダコ!