2018年に阪南大学からギラヴァンツ北九州に加入し、2021シーズンからはアルビレックス新潟でプレーしているMF藤原奏哉。
右SBを主戦場とし、強靭なフィジカルを武器に対峙する相手を封じるほか、新潟の攻撃時にはカウンターのリスクを考慮したポジショニングでチームの守備に貢献している。攻撃面でも、高いクロス精度や相手を抜き去るドリブルで右サイドのポケットを制するほか、最終ラインから対角へ送られるロングパスも柔らかいトラップでぴたりと収めることができるレシーバーとしても活躍。走攻守どれをとってもトップクラスの働きで、国内最高峰の右SBと称されるほどだ。
昨シーズンはJ1で37試合に出場し5ゴール2アシストをマークするなど、キャリアハイの成績を叩き出して存在感を示した藤原。今シーズンはここまで21試合に出場しており、ゴール、アシストこそないが、黒子に徹する働きでチームを支えている。浦和としては移籍金を掛けてでも藤原を獲得し、右SBを活性化させたいのではないか。