日本人の現金好きは金融業界の謎だが、最近のマイナ保険証の騒ぎをみると、老人を甘やかす政治が原因かもしれない。中国みたいにほとんどの店で現金が使えなくなったら、老人も電子マネーを使うだろう。マイナ保険証は絶対に譲歩してはいけない。 ZpOfo9P6n
— 池田信夫 (@ikedanob) November 24, 2024
「老人ファシズム」は、「マイナ保険証を紙に戻せ」というバカげたラッダイト報道の洪水を見て、「高齢者が不安に思うことはいっさい許さない」という風潮に対してつけた造語です。これに対してなんの批判・反論もなかったことで、メディアは確信犯だとわかりました。SOsVwdBzH7
— 橘 玲 (@ak_tch) April 23, 2025
さらに、制度移行にともなう混乱を避けるため、厚生労働省は紙の保険証の期限が切れても、保険資格が確認できれば全額負担を求めない暫定措置を医療機関に通知しています。しかし、こうした柔軟対応ばかりを繰り返した結果、制度はむしろ複雑化しており、本来の改革の目的が薄れつつあります。
【いま人気の記事1位】アゴラ編集部: 「資格確認書」の無料化でマイナ保険証は骨抜き KenUYC3aNF #アゴラ
— アゴラ (@agora_japan) February 17, 2023
「便利なものを使わず、古い仕組みに固執する」――そんな足の引っ張り合いこそが、日本の進歩を妨げているのではないでしょうか。今一度、自分が制度の足かせになっていないかを見つめ直す必要があります。

厚労省HPより