ただ「才能を発掘して、最適な仕事に配置転換しよう」と言うと、必ず「自分のチームの仕事を回すには、メンバーが欠けると困る」というマネジャーが出てきます。確かに自分のチームのことだけを考えるとこの考え方は最適戦略ですが、これは組織全体で見ると人材の損失でしかありません。言い換えれば局所的な最適戦略であって、全体最適戦略ではないのです。

できればマネジャーにも経営者目線を付けて欲しいところです。

最高の将軍を煉瓦職人で終わらせない組織にしたいですね。

編集部より:この記事はマーケティング戦略コンサルタントの永井孝尚氏のオフィシャルサイト(2025年7月29日のエントリー)より転載させていただきました。永井孝尚氏のメルマガのご登録はこちらから。