さて、今回の「釣れにくい時間帯での爆釣」について、私なりに考察してみたいと思います。

カマスについては、もともと獰猛で好奇心が強い魚ですので、あれだけ大量に群れていた中に、やる気のある個体がいてワームでスイッチが入った──そう解釈しても問題ないと感じています。

しかし、アジに関してはどうでしょう?

カマスの群れの下にアジの群れがいるというケースは、わりとよくあることだと思っています。ただ、今回のアジたちは、明らかに引いてきたワームに反応してヒットしており、ベイトを捕食していたと考えざるを得ません。

つまり、大潮の干潮・潮止まりという状況で、アジが捕食モードにあったということです。

……正直、ちょっと考えにくいシチュエーションです。とはいえ、今回の釣行は「こういうケースもある」と、私の中に強く記憶された出来事となりました。

準備を怠らず釣りをしよう

爆釣したときのカマスの群れは「数千匹はいた」と少なく見積もっても書きましたが、これは決して大げさではなく、本当にそれくらいの規模でした。

今となっては画像を残していないことが悔やまれますが、読者の皆さんにもぜひ見ていただきたかったです。

もともと今回の釣行は、記事にするような内容になるとは思っていませんでしたが、こうした珍しい現象に遭遇した時点で、ライターとしてしっかりと準備をしておくべきだったと深く反省しています。まだまだ私は半人前ですね……。

「準備は怠らないこと」

今回の釣行で得た、もっとも大切な教訓でした。それでは、また。

 

<アングラー「K」/TSURINEWSライター>