パターンとしては、表層を引いてくるとカマス。フォール中にカマスに見つかると失敗ですが、底付近を引いてくるとアジがヒット。そんな感じでした。
そしてついに“ツ抜け”!最初のカマスからここまで、ほぼ40分という異例の早さです。
クーラーボックスを忘れる
そこで私はふと我に返り、気づきました。「釣った魚は何に入れて持ち帰る?」
そうです。私はこの日の釣りが不調だと決めつけ、魚を入れるクーラーボックスを持ってきていなかったのです。
確かに、釣り人あるあるの「クーラーを持っていくと釣れない」というジンクスは、私にも当てはまります。なんとなく、クーラーを持っていくと魚が釣れない気がしてしまうんですよね…。
言い訳になりますが、私は基本的にキャッチ&リリース派ですから(笑)
そんな私でも、クーラーまでは持たずとも、普段はジップロックを用意しているのですが、この日は何も持ってきていませんでした。
ビニール袋で持って帰ることに
「どうしよう……」と考えていると、昨日スーパーで買い物をしたときの半透明の袋が数枚、車の中にあったような気がしました。
車を見に行くと……ありました。とりあえず魚は運べそうです。そのようなとき、私のスマホに妻から電話がかかってきました。話を聞くと、「散歩が終わって遠くまで来たので迎えに来てほしい」とのこと。
この電話に、私は正直ほっとしました。
なぜなら、まだ釣れそうではありましたが、このまま釣った魚を堤防に放置していたら鮮度が落ちてしまい、せっかくの魚を美味しく食べていただけなくなる可能性があるからです。
最終釣果
結果的に、釣果はカマスが7匹、アジが4匹、合計11匹でした。電話を切って、私はそそくさと魚を袋に入れ、釣り場を後にしました。
釣りを快適に楽しむには、やはり万全な準備が大切。面倒くさがりの私にとっては、良い教訓になりました。
