完全なる日陰エリアで釣り人は攻めづらいため、対岸からはコイや本命がいつも居着いているエリアであるものの、水面が近く難しい場所でもある。日陰なので昼まで身を隠すには最適であり、時間をつぶして本命バトルに備えることにした。
まずはコイから顔出し
開始は10時となったが、カメの活性が高すぎてコイがなかなかマイエリアに入ってこれないようだった……。とにかく時間稼ぎが今は重要だが、この場所もド本命が見えることがあるので釣れないことはない。1時間粘り、まずはレギュラーサイズのコイを釣ったが、竿が硬すぎて引きが楽しめなかった。
昨年110cmクラスのソウギョを何本も釣った投げ竿なので余裕なのはわかりきっているが、おそらく敗北したソウギョにも勝てるのは間違いないだろう。
慎重にスタンバイ
やはりレギュラーサイズとはいえ1本釣れば、しばらくは無反応となるのは仕方がない。そのため少し休憩してから、ド本命の居るポイントへ移動しておくことにした。熱中症にならないように水分を補給しまくり、日陰に入りながらのんびりと移動していく。
潮位的には完全に狙い時の時間帯に入ったので、「流し」が超重要なこの場所では川の流れが大きく釣果に左右するため、エサをつけずに数メートル流しを何度も繰り返して最良のレーンに入るか否かを確認する。これができないと釣れないため、慎重に確認する必要がある。
あとは釣れた時(釣れるか分からない)に陸揚げするためのロープを3本ほど太い木に固定して準備しておいた。

激熱ポイントバトル開始
そして狙い目の水位になったタイミングで、最良レーンに入れてド本命が待ち受けていたポイントに向けて流す。数メートル流すと、そこへ辿り着けるか否か判断でき、チャンスゾーンに差し掛かるタイミングで……恐ろしく太ったソウギョが豪快に飛び出してきて、流した1/4パンに襲い掛かる!