9月~10月に入ると、砂浜の比較的浅い場所でも良型が出るようになる。この頃は場所によって大型を束釣り出来るチャンスだ。また水深があるポイントでは、11月~12月に越冬のためにキスが入ってくることがあり、思わぬ入れ食いに遭遇する事もある。いわゆる「落ちギスシーズン」だ。

狙うべきキスの居場所を考察
3つ目に短時間で釣果を得やすい「釣行すべき場所」を紹介しよう。
釣果が出ている場所
これはマストになるのだが、事前に釣具店のHPやSNS、当TSURINEWS等の情報媒体をチェックし、「今、キスが釣れている」という情報をキャッチしておこう。
キスは群れでポイントに入ってくる魚なので、情報が出ている場所はシーズン終盤まで釣れる続く可能性が高い。即ち、ハズレを引いてしまう確率が下がるのだ。
初期と終盤は深場、盛期は浅場
水温が低い4・5月は、砂地で水深がある場所が圧倒的に有利。また、11~12月の落ちギスは、大型船が入ってくるような深場で釣れる傾向にある。
一方、盛期である6月~9月は、遠浅の砂浜などで活発に餌を食う。オールシーズン狙えるような釣り場もあるが、季節によってポイントを選ぶのが良いだろう。

河口
河口は川からの栄養が流れ込み、餌も豊富な好ポイント。シーズンを通して好釣果を得られる可能性が高い。迷ったら釣果情報が出ている河口周辺に行ってみよう。
堤防の先端回り
本来キスは1か所で粘らず、「足で釣れ」の格言の通りランガンスタイルで狙いたい魚。だが1時間となると移動している時間も勿体ない。堤防の先端なら扇状に幅広く探れるので、釣果を得る確率がアップする。
