なんの解決策にもならないどころか「また高齢者優遇かよ」とかえって反発を買うバラマキを選挙対策にするのですから岸破政権は学習能力ゼロということははっきりしたと思います。

さて、居座り続ける石破茂は通常は国政選挙後に開く両院議員総会ではなく、議決が行われない両院議員懇談会で誤魔化そうとしています。

議決が行われかねない両院議員総会では確実に石破下ろしになるからです。

とは言え両院議員総会は回避できないでしょう。

そうなると面白いシナリオとしては両院議員総会で総裁選出の要望を出された場合です。

新総裁が選ばれて当然ながら森山裕幹事長はクビ。

幹事長などの役職者は総入れ替え。

それでも石破が居座ろうものならリコール手続。

国会では石破茂不信任決議を呼びかけて与野党が結束する可能性もあります。

7月31日に行われる両院議員懇談会でおそらくその場で発議され3分の1の賛成によって両院議員総会に格上げされると予想されます。

そこで石破に総裁辞職勧告が行われるも石破が居座ろうとし続けた場合は石破のリコール手続。

並行して新総裁の選任が行われると予想されます。

それでも石破は80年談話を残すべく総理に居座り続けようとし、内閣不信任へ。

石破茂は居座りを狙って総辞職ではなく解散総選挙へ。

この場合は新総裁によって選ばれた新幹事長によって石破は党として公認しないとなるでしょう。

石破は引退を選ぶか無所属として出馬するかになると思われます。

石破がどこまで醜く居座ろうとするのか、そして石破を居座らせてきた岸田文雄がまだ目先の権力に固執しようとするのか。

普通は後世に恥を残さないために側近が辞任を助言するものですが、石破派は自分達が大臣になれればそれで良い程度の人達の集まりなので石破に嫌われてでも辞任を助言しにいくような人はいないと思われます。

衆議院でも参議院でも与党過半数割れに追い込み、なお居座り続けようとするのはこれまでの自民党史上初だと思います。