もちろん、彼ら彼女ら若い世代の時代ですからそれぞれの人生があるのだと思います。ですが、地球儀ベースで見れば先進国だけではなく後ろから迫ってくるグループがひしめき合っています。いつかは追い付かれるのかもしれませんが、「だから何?」と競争意識が欠落する社会が生まれ、「自分がいかに楽をするか」といった「自分社会」の人生哲学が多くの人のマインドを占拠しているのでしょう。これを「よかったね」というべきか、「まじー?」というべきか、あるいはその反応すら示す意味がないのか、大きな過渡期にある気がします。

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では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年7月23日の記事より転載させていただきました。