アメリカとの関税交渉の行方の判断は正直しにくいと思います。ベッセント氏の来日はトランプ氏による指名であり、当初のヴァンス副大統領ではなく、日本に一定の理解をもつ方との「ふれあい」の機会が生まれました。このひと時を経てベッセント氏がトランプ氏にどう報告するかにかかってくるでしょう。一方、アメリカ側は今回の選挙を相当分析しているはずで石破氏が長く持たないことを織り込んでいるなら直ちに辞任とした方が潔く、展開の可能性がわずかながらも開けるかもしれません。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年7月21日の記事より転載させていただきました。