ガソリン暫定税率なんて一般財源化してしまって道路整備に使われるかすら保障されません。
それで暫定と言いながら永久に続けるつもりの税制度なんて時点で廃止しろと思っています。
ですが、現実問題として各地方自治体の予算に組み込まれて、すでに各自治体が本年度予算を議会で成立させて本格的に動き出しているのです。
「法案成立したら一週間後に施行!即実行だ!」
というのが6月に野党が共同でやったガソリン暫定税率廃止の強行という選挙目的のパフォーマンスでした。
これにもし自民が折れて賛成して成立していたら、全国の自治体で予算に穴が開いて大混乱が生じていたでしょう。
そして立憲民主党と国民民主党と共産党もこれをわかっていてあえて共同でガソリン暫定税率廃止法案を強行採決して参議院に即日送付して審議時間も取らず即採決しろとやったわけです。
賛成しないのなら減税を求める国民の敵だ!
と選挙で利用できるようにするために。
ブログ主は以前からこのブログで書いて来ました。
「何を言っているかではなく、何をやってきたかで判断すべき」と。
そしてブログ主は何をやってきたかを吟味した上でガソリン暫定税率廃止の強行採決の茶番を見て 「ああ、これは間違いなく偽物だ」と確信しました。
選挙で票を釣るためのバラマキ。
それが減税という単語に変わっただけのことでしかありませんでした。
民主主義の基本は鼻をつまんででも「糞の中から少しでもマシな糞を残す」作業です。
そしてもう一つ重要なのは一人区でこれは当選させちゃだめだろ、というのが当選しそうならいろんなことをこらえてでもそのライバルとなる候補者に投票して
「少しでもマシな方に残って貰う」
この作業の地道な繰り返しによって、少しでもマシな人が多く残るようにすることで少しずつ改善させていこうというのが民主主義です。
時間も手間も掛かります。
ですので一発逆転だのガラガラポンだのは妄想でしかありません。