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実践!外部電源の設置手順

実践!外部電源の設置手順

ここからは実際に私がハイエースに外部電源を設置した際に使った工具やパーツ、作業手順などについて解説したいと思います。

工具とパーツ

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

外部電源の設置に必要な工具は、家庭にあるものがほとんどです。

まず、配線のカットに使用するニッパーと、電源タップの組み立てに必要なドライバーが基本となります。

また、ケーブルを通すゴムの加工には、カッターナイフまたは千枚通しを使用します。

内装パネルを取り外しするトリムリムーバーも必須アイテムです。

より確実な接続を求める場合は、半田ごてと半田も用意すると良いでしょう。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

パーツ類は、車内で使用する配電用の電源タップ、外部から引き込む配線用の電気コード(家庭の余りものでもOK)、そして雨天対策用の防水ゴムプラグが基本セット。

さらに、走行中に外部のコンセントを引きずらないように留めておく磁石を用意しました。

●実際に購入したパーツと価格
電源タップ(エルパ テーブルタップ3P 配線 コンセント 125V 15A 1口用) 352円
防水プラグ(パナソニック 2P15A防水ゴムコードコネクタ) 815円
磁石 (Cosego マグネットフックAmazonで購入) 8個入りで約2800円
※電気コードはあらたに購入した場合、20mで3000円弱~。

ハイエースの電源取り込みルート

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=ステップのゴムを外せば、外部からケーブルを取り込める,『MOBY』より 引用)

配線をハイエースの車内に引き込むルートはいくつかありますが、スライドドアステップの水抜き穴を利用するのが手軽で簡単。

作業が極めて簡単で、工具をほとんど使わずに設置できるのが魅力です。

ただ、ケーブルがステップ周りに露出してしまうため、見た目を気にする人には不向きかもしれません。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

もう一つは、後部タイヤ付近の既存の穴を利用する方法です。

私はこちらを選びました。

後部タイヤ付近の内側、左右どちらの穴からでもケーブルを通すことができます。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

この方法では、トリムパネルの内側にケーブルを通すため、外観がすっきりとした仕上がりになります。

ただし、トリムパネルの取り外しが必要となるため、作業時間は前者と比べて若干長くなります。

取り付け手順について

実際の取り付け作業手順は、取り込みルートによって多少異なりますが、基本的な流れは共通です。

ここでは私が採った後部タイヤ付近のルートを選んだ場合を紹介します。

まずトリムパネルを取り外します。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

この作業が全体の中で最も時間がかかりますが、慎重に行っても30分程度で完了します。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

次に、既存の穴のゴムに切り込みを入れてからケーブルを通していきます。

このとき、ケーブルが傷つかないよう、穴の縁に注意を払います。

車の外側コンセントは必ず防水ゴムプラグを選びましょう。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

ケーブルは↑の◯で囲んでいる辺りから出てくるので、車内に引き込みます。

最後に、車内に引き込んだケーブルに電源タップを取り付けます。

電源タップの作成は、配線の被覆を剥き、しっかりと端子に固定するだけの簡単な作業です。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

窓やドアを開けて延長コードを通さないで、電気コードを引き込めます。

実体験でわかった!DIYでハイエースに外部電源取り込み口を付ける方法
(画像=『MOBY』より 引用)

運転中は磁石で車体にプラグを貼り付けるようにしています。