一方で新設における懸念事項もあります。ここでは強く触れませんが、巨額となる建設投資の回収は大きな課題です。さらに、革新炉となるとNRAによる審査が長期化するのではないかという懸念もあります。再稼働でも5年10年の期間が当たり前のNRAに革新炉の迅速な審査はできるでしょうか?
— 分電でんこFC(電力・エネルギー業界応援) (@denkochan_plc) July 18, 2025
日本には14年にも及ぶ原発建設の停滞期間があり、これを考慮すれば速やかに着手するのは必須条件と言ってもよいです。これは、建設が1日でも遅れるごとに、建設経験技術者が減少し、スムーズな原発建設が難しくなるためです。もはや残された時間はありません。R5tEus
— 分電でんこFC(電力・エネルギー業界応援) (@denkochan_plc) July 18, 2025
関西電力は「新増設を検討する時期に来ている」としつつも、「現時点で具体的な計画を決定した事実はない」とコメントしています。

美浜発電所 関西電力HPより
関西電力は、福島事故で中断していた原発建て替えの調査を再開する方針で、地元自治体に説明を行う予定です。次世代型の革新軽水炉の建設を視野に入れており、運転開始までは約20年かかる見通しです。電力需要の増加や政府の原子力推進方針にも沿った動きで、エネルギー政策の正常化に向けた大きな一歩となります。
新増設キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 電力需要増加、第7次エネ基における原子力推進の流れに棹さす素晴らしい動き。エネルギー政策正常化に向けた大きな大きな一歩。
関西電力、福井・美浜に原発新設へ 東日本大震災後で国内初:日本経済新聞IHLZpmL9
— たそがれ電力 (@Twilightepco) July 18, 2025