現在、日本では学習塾代の上昇が続いており、2024年まで13年連続で値上がりしています。背景には物価高や人件費の上昇に加え、難関校を目指す高所得層の積極的な教育投資があります。高校授業料の無償化といった公的支援の拡充が皮肉にも塾代の高騰を促進し、教育格差を広げる要因となっています。
「小学6年生の子の塾代は住宅ローンを超える最大の支出」と50代会社員。ここ数年、徐々に上昇してきた毎月の授業料は現在7万円程度になっていると話します#学習塾
学習塾代が高騰、難関校狙う高所得層を争奪 中小淘汰で倒産は最多に – 日本経済新聞 Vsv
— NIKKEIプラス1 (@nikkei_plus1) July 17, 2025
高所得層は、無償化で浮いた教育費を塾に投じ、年収1200万円弱の世帯では補習教育に年間9.5万円を支出しています。一方、低中所得層では、物価高や食費のインフレで塾代に回す余裕がなく、塾への支出は減少傾向にあります。
学習塾代が高騰、難関校狙う高所得層を争奪 中小淘汰で倒産は最多に JErHfGrqL 「高所得層が授業料無償化などで生まれた家計の余裕を塾へ積極的に振り向ける一方、低中所得層は食費などのインフレで塾代に回すお金が乏しくなっている」無償化は教育産業への賄賂のようなもの
— 本田由紀 (@hahaguma) July 17, 2025
こうなるんだよな。
高校就学支援金で負担が軽くなったかと思いきや,トータルの支出額は増加。
これは,学校外教育費(塾代など)が増えたことによる。「無償化で,教育産業は潤う」とは,よく言ったもんだ。 pic.twitter.com/jhSgnWkUri
— 舞田敏彦 (@tmaita77) July 17, 2025
塾とかの教育効果はかなり限定的というのが率直な感想ですね。本人がやる気になって参考書で勉強してる状態が、今も昔も一番偏差値が効率的に上がる。むしろ田舎の公立で自分で勉強できたから上位の国立大学に入れたという方がかなりありえる。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) March 2, 2025