日本の地位の凋落が指摘されています。GDPはインドにも抜かれそうなところにあります。ただ、私は経済指標といった尺度では計れない日本の持つ威厳と独自性は今でも世界の中でも際立っており、日本や日本製品、日本人は様々な分野で世界の中のキーポジションに君臨しています。諸外国、特に西側諸国は目先の損得に振り回され、ポリシーなき政治を演じています。その中で日本は歴史と伝統を背景にブレない社会、そしてより強固な社会を作ることこそが日本の外交となるべきことなのです。
世界が日本に相談に来るぐらいの国家になって欲しいものです。これは保守とか改革派という次元ではないと思うのです。日本人故に日本の権益を守ることは当たり前。そして諸外国にそれをきちんと説明し、時として意見の相違があってもそれで慌てないぐらいのどっしりした国家を形成してもらいたいと思います。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年7月18日の記事より転載させていただきました。