ここで釣行開始から2時間が経過。潮がゆっくりと右へ流れ始め、水面にはちぎれ藻が漂い始めてラインに絡み、釣りがしづらくなってきたため小休止を取りました。
クーラーボックスの冷たい飲み物で水分補給をしながら海を眺めていると、沖の藻場あたりで魚の群れが水面を黒く染めながら回遊してきました。おそらく子サバの群れだと思います。
すると、カモメやトンビが賑やかに狩りをはじめ、ボイルも発生。フィッシュイーターが入ってきたことで、沖のポイントは終了となりました。
手前でシロギスがヒット
ちぎれ藻がなくなったところで釣りを再開。カモメが集まっている場所より手前にちょい投げしてさびいてみると、すぐにアタリがあり、ピンギスが追加されました。軽く投げてテンポ良く釣っていくと、シロギスがぽつぽつと釣れます。沖で騒がしかった状況も落ち着き、シロギスは手前に集まってきたようです。

ただし、以前のように連掛けはなくなり、1匹ずつしか釣れない状況に。ピンギスを避けて30m付近を重点的に狙い、効率よく数を稼ぎました。
最終釣果
残り時間が30分となった頃には、どこを狙ってもピンギスばかり。手前にはさらに小さなシロギスの群れが見えるほどになり、掛かってくるのはピンギスのみとなりました。サイズは望めませんでしたが、60匹キープできたところで納竿としました。
釣り終了&振り返り
この沖合では25cm以上のシロギスが釣れることもあるためサイズに期待していたのですが、やはり時期が遅すぎたと感じました。ただし、日中の暑い時間帯でもアタリが多く、数釣りが楽しめたのは収穫です。
キャスト時には、隣の釣り人の邪魔にならないように配慮しながら、正面だけでなく扇状に投げることで、効率よくアタリを探ることができました。ピンギスも含まれていますが、60匹釣れたので、さばくのは大変ですが家族に天ぷらをふるまえる十分な量を持ち帰ることができました。