海の透明度は高く、手前のカケアガリまでくっきりと見えました。水面直下には非常に小さなベイトが回遊していましたが、ターゲットではありません。まずは沖合の藻場周辺を狙ってキャスト。着水直後に引きがあり、回収してみると子サバが2匹。水面近くにサバが回っていたようです。

エギングタックル流用のちょい投げ釣りでシロギス60匹手中【京都】数は釣れたが型が伸びず子サバが釣れた(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

本命シロギスがヒット

沖には回遊魚がいると判断し、次は手前の藻場周辺、約50m先にキャスト。ゆっくりさびいてきましたが、アタリはありません。すぐ手前の藻場沖のカケアガリで「ブルブル」というアタリ。やはりサイズは小ぶりでしたが、シロギスの2連掛けに成功しました。藻場よりもさらに手前になると、ピンギスが掛かるようになりました。

シロギスの居場所が頻繁に変わるため、周囲に釣り人がいないのを活かして扇状に投げてアタリが出るポイントを探りました。

キャストして止めておくとアタリがあるものの、なかなか掛からず。ゆっくりと竿でさびいて、リーリングよりもさらにゆっくりと仕掛けを動かすと、ようやく針掛かりしました。2連掛けが続いた後、3連で釣れる場面も見られました。

エギングタックル流用のちょい投げ釣りでシロギス60匹手中【京都】数は釣れたが型が伸びず多点掛けでシロギスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

サイズが伸び悩む

その後は30mほどの距離で集中して狙うと、連続で釣れて数を稼ぐことができました。20匹を超えたあたりからピンギスが混じりはじめ、アタリはあっても針掛かりしなくなってきました。そこで少し横に移動してキャストしましたが、沖合の少しサイズが良いシロギスを狙ってもアタリはなし。

やはり手前でさびいてくるとアタリがあり、時折20cm近いサイズも混じって「上向いてきたか?」と思ったのですが、すぐにピンギスの群れに変わってしまいました。さらにサイズの小さいシロギスが入りはじめ、針掛かりしないアタリが続きました。

エギングタックル流用のちょい投げ釣りでシロギス60匹手中【京都】数は釣れたが型が伸びず釣れるがサイズは小さめ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

場が荒れたため沖攻めは断念