ただ、これもメタルラインほどではないにしろ、使い心地の変化は明確に感じにくいかもしれません(カチャカチャするような違和感がある場合もあります)。

アレンジ
上記のメタルラインをスプリット感覚で使うときには、ノット部のヒゲ(余り糸)を少し残しておくと、シンカーを誘導式スプリットとして使用したり、ジグ単の延長として使い分けたりすることができます。ノット部分で止めることができるため、セッティングの幅が広がります。
3. ジグヘッドの重さを計る
最後は、家でジグヘッドの重さを実際に計って仕分けしておく、というシンプルな方法です。今持っているジグヘッドを「重め・普通・軽め」で分けておき、風のある日は同じ重さ表記の中でも“重め”を使ったり、ワンランク重い中でも“軽め”を選ぶなどの使い分けが可能になります。
これも体感できるほどの差はないかもしれませんが、多少の変化は得られるかもしれません。ただ、実際のところ「計るのが面倒くさくて最近はやってない」というのが本音だったりします(笑)。
風の日の釣行メリット
風が強い日は、アングラーが少なく、好ポイントを押さえやすいチャンスでもあります。ひょっとしたら上記の3つとも、「きっと釣れるはず」という思い込み(プラシーボ)的な要素なのかもしれません……。でも、風でやりにくい状況下でも、もし1人だけ釣れたとしたらちょっと嬉しくないですか?(笑)
今回はそんな思いで紹介してみましたが、たとえこの3つが「ガセ&使えない」ものであったとしても、自分なりに考えて試してみることが大事だと思います。最後は責任を持てない自分に“逃げ道”を作ってのお話でした(笑)。
風の日は「経験を積むチャンス」
風の日の釣りは、決して楽ではありません。でも、その分だけ「仕掛けを試す」ための良い場になります。たとえ釣れなかったとしても、試行錯誤したことが次に活きてくることもあります。