自宅のある埼玉から始発電車に乗って、大神宮下駅には5時46分着。コンビニ経由でてくてく歩き、釣り場には6時に到着。この日の上げ止まりは7時半。午後は別の予定があったため、釣行は9時までと決めていました。
事実上、潮があまり動かない時間帯で釣りをやらなくてはいけません。実際、地元の常連さんは筆者が釣り場に着いたとほぼ同時に、道具を片付けて帰っていってしまいました。ここはあまり期待せず。いやいや、腕の見せ所!

「見釣り」で数を稼ぐ!
用意した道具は、2.7mののべ竿にシモリウキ。魚が小さいこの時期はタナゴ針も効果的なのですが、あまりにも小さいハゼを掛けるのも忍びないので、念のため持参したタナゴ針に近いテナガエビ針2号は使用せず、袖針1号をセット。
水の中をのぞくと、ハゼはたくさんいるのですが、潮が動いていないということで酸欠状態の皆さん。底でじっとしています。
仕掛けを落としても、ウキはびくともせず。仕方なしに超浅場の見えるハゼの前にエサを落としてみると、多くのハゼはエサに興味を示さないのですが、稀にエサをつっついたり、口に入れてみる個体がいることがわかりました。

ならばと、ここは潔く「見釣り」でトライ! 当初エサは前日庭で捕まえたエサ持ちの良いミミズを使っていたのですが、見釣りでは黒っぽいミミズは見えにくいため、途中、白く目立つホタテに変更。
足を使って少しでも反応の良いハゼを探し、エサをくわえた瞬間にあわせる、という作戦でポツポツ数を重ねていきます。
最終結果
6時から9時までの3時間で5〜8cm23匹。5cm以下含めれば30匹以上釣れたのですが、小型はリリース。

はっきり言いいまして潮が動いている時間帯、特に上げ潮がきいている時間帯を狙ってくれば、余裕でこの2〜3倍は釣れたのかなと(汗)。というわけで、釣行の際は当日の天気と、潮汐も調べてからお出かけになってください。
