筆者も第1投目から本命をキャッチして、久し振りのハゼとの対面に2人とも一安心だった。

しかし、当日のアベレージサイズは5cm位(4cm級多い)と型がかなり小さくてアタリの割にはヒットせずに苦戦。

筆者は、1時間弱でようやくツ抜けを達成したが、このペースの遅さに、当日の釣果はあまり期待できないように思えてきた。
空アワセ釣法が的中
食い込みが悪いので、エサをそれまで使用していた青イソメとジャリメからボイルホタテに変更。さらには魚に違和感を与えないように糸ふけで、かすかなアタリを取ることにした。するとヒット率が急増。
しかし、アタリすらなくエサだけ取られることが多々あった。そこで、筆者は居食いされているものと考え、数秒ごとに空アワセを入れる戦略に変えると入れ食い状態になってきた。

リズムがつかめてきたので、以後糸ふけと空アワセの戦略を織り交ぜながら終日釣り続けた。
妻も空合わせで本命を連発。しかし、折角ヒットしても空中でのオートリリースが多発。これはまだ完全に針掛りしておらず、エサの先を加えているだけの状態のためだろう。その後風が吹き出すと、ボートが程よく動くのと魚の活性が上がってきてアタリが増加してきた。
次第に潮が引いてきたので一旦アンカーを引き上げて小移動。船宿の方の話だと、釣に夢中になり、潮が引いたことに気が付かず座礁するボートも少なからずあるとのことなので気を付けるように心掛けたい。
暑さ厳しく納竿
9時ごろになると釣れるハゼの型もサイズアップしてきた。

2人とも入れ食いが続き1束釣りの釣果も可能かと思えてきたが、真夏並みの暑さで、水温が上昇してきた後半は、急に食い渋り状態に陥った。