また、既存学部の定員を削減してまで新課程に振り分けることについても、「国内の学生に対する門戸が狭くなる」「日本社会のための人材育成という東大の役割が薄まる」といった疑問が出ています。

さらに、新課程で重視される「デザイン」の概念も、「創造性や社会貢献を育てる」といった理想は理解できるものの、評価基準があいまいで主観的になりやすい点から、公平性や客観性への不安が残ります。