2024年、夫婦で住宅ローンを借りる割合が約4割となり、過去最高を記録しました。背景には首都圏などでの新築マンション価格の高騰があります。

参照:「夫婦で住宅ローン」4割、過去最高水準 2人で40〜50年返済も 日経新聞

特に若年層では、40〜50年といった超・長期返済を選ぶケースも目立ちます。

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ペアローンや収入合算を使えば借入額を増やせて月々の返済も抑えられますが、返済期間が長いほど利息負担や金利上昇リスクが大きくなります。リスクを軽視しているとの声もありますが、実際は「そうしないと家が買えない」という現実が背景にあります。

一人で全額100を払えるとしても、ローンを夫婦で50:50に分けたほうが、住宅ローン減税や3,000万円の控除をそれぞれに活用できて、結果的にとても有利になるという指摘も。