昼下がりは、オペラ座近くの中華レストラン、Asiamへ。旅先で恋しくなる温かいごはん。この日は、三種の肉とたっぷりの野菜が彩る五目焼きそば。スープの旨味が染みわたり、素朴ながら深い味わいでした。異国で出会う中華は、まさに胃袋もお財布的にもホッとできる場所です。

五目焼きそばが美味しい。

夜は、コンツェルトハウスでカメラータ・ザルツブルグのコンサートを鑑賞。

コンツェルトハウス・ウィーン。

Camerata Salzburgとバイオリニストは、Janine Jansen

コンツェルトハウスウィーンの幕間で。スモークサーモンのオープンサンド。コンサート会場で、こんなに美味しいスモークサーモンは珍しい。

終演後、夜風に吹かれながらホテルへと歩く途中で立ち寄ったのは、ケルントナー通りにあるジェラートショップ、Vitavien | Kärntner。チョコレートに刻みピスタチオがたっぷり混ぜ込まれたフレーバーは、香ばしさと甘みのバランスが絶妙で、散歩の余韻にぴったりでした。

ジェラート屋さん。種類があって目移りしますが、看板商品ドバイチョコレート入りのアイスクリームに。

ジェラート屋さん正面。ジェラートだけでなく、ドバイチョコレートも。イートインコーナーもありました。

6月のウィーンは、美味しい記憶に満ちていました。音楽と甘いものと、揚げたてのシュニッツェルと。風景とともに、心を満たしてくれる。そんな旅の味でした。