1. 悪夢のドライブと消えた親友の頭部

(画像=画像はUnsplashのOmarより)
最後に紹介するのは、もはやホラー映画そのものとしか言いようのない戦慄の事件だ。
2004年8月、21歳のジョン・ケンパー・ハッチャーソンは、泥酔状態でトラックを運転していた。助手席には23歳になる親友のフランシス・ダニエル・ブロームが乗っていた。その道中、ジョンは車を道路脇にはみ出させ、電柱を支えるワイヤーに車体をこすりつけてしまった。
その時、窓から顔を出していたフランシスは、そのワイヤーによって一瞬で首を切断された。
しかし信じられないことにジョンはそれに気づかず運転を続け、血まみれのまま帰宅しベッドで眠り込んだ。首のない親友の遺体はトラックの助手席に残されたまま。翌朝、それを見つけた隣人が警察に通報して事件が発覚した。フランシスの頭部は後に現場近くの茂みで発見された。車の損傷はサイドミラーが壊れただけだったという。
これらの物語は、死が決して特別なものではなく、常に私たちの日常と隣り合わせにあることを教えてくれる。映画の恐怖はエンドロールと共に終わるが、日常に潜む恐怖には終わりがない。今回紹介した10の悲劇は、あなたの周りにあるすべての「当たり前」が、いかに脆く、危ういものであるかを静かに物語っているのかもしれない。

(画像=画像は「Amazon」より)
参考:Listverse、ほか
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